2015年2月11日水曜日

怒れ 若者   「民主主義は闘争。誰もが関わらなければならない」


9日の全員協議会において、教育部局から次年度から学校給食費の値上げの件が報告されました。

H20年度から据え置きの料金であったが、消費税の増税、原油高等による食材高騰など、
栄養バランスを落とさないため、食育の観点から値上げとのことです。

中学生 一食あたり(日) 現行260円⇒280円へ
小学校   同      現行245円⇒260円へ
幼稚園   同      現行145円⇒150円へ

12月に学校給食会役員会で承認、1月29日に総会でも了承された、との事後報告でした。なぜ今頃の報告なのか。そこにも疑問を抱いてしまいますが。


値上げ原因の主なものはいわゆるアベノミクスや消費税。庶民の負担は給食費以外でも当然あがっているのに、大半の住民の給与は上がっていないのが現状でしょう。なんでも住民に転嫁するのでいいのか。
子育て応援の施策として給食費の無料化をしている自治体や、光熱水費を給食費に乗せずに負担軽減している自治体もある中、そのような施策展開となるように財政部局等と協議しなかったのか(南あわじ市は子育て支援策として幼保3-5歳時の保育料無料化を新年度から実施すると言うニュースもありました。小中生家庭への子育て支援策の面でも値上げ分を支援する策を考えていないのか。 国の補正予算の新交付金のメニューで独自のものとして何か対応できないのか、仮に今回の給食費にメニューが使えなくとも、該当するメニューで浮いた経費を回すということも考えられます。)  等をただしました。


市の給食は3800食/日です。単純に見積もっても1330万円です。(幼稚園除き、小中生を一人17.5円/日のアップとして × 3800食 × 200日)。26年度一般会計当初予算282億円からみても、0.046%です。  今回神戸新聞の1面にものった南あわじの子育て支援策は2億円です。

物価があがっているからそれに伴う値上げは仕方ない などという理屈に「はい、そうですか」でいいのか。安倍政権がやってきたこと、これからやろうとしていること。もっと若者(当然全国民です)が、知り、怒り、声をあげないといけません。

今回のブログタイトルは、

ブログ記事 http://blogos.com/article/104352/

”トマ・ピケティ氏、「民主主義は闘争。誰もが関わらなければならない」と日本の若者にメッセージ” 
を引用。



さて、ピケティは、マルクスをあまり研究したわけではないと雑誌で読んだんだけど、それでもしかし、やはり民主主義は闘争だというわけです。
この前の神戸新聞の1面”正平調”にもピケティに関する記事があった。(今手元にないので後日紹介したい)

今なぜ注目なのか。学者の著書が世界的に売れて来日してるから、ということでなければ私たちは気づかないわけではないと思います。
そもそも自分達の政治です。給食問題もそのひとつではないか。 自分達で変えていかねば