2012年9月4日火曜日

議会初日 議場コンサートについておもうこと

昨日は、議会初日でした。
開会前の9時半より、議場コンサートがありました。
開かれた議会のためや、議場へ市民が足をはこんでもらい議会を身近に感じてもらうため、と、前議会運営委員会が研究し前議長の時に始まりました。この間ボランティアの市民の方々等に演奏していただいております。
今回も前議長の意向を踏襲するということでの開催。
議会や市政への市民参加を促すことは大事ですが、いまいち目的や効果がすっきりしないように思います。

この間、
”コンサートが終われば、次に始まる本会議には傍聴者がほぼいない”。
”演奏中のカメラのシャッター音がうるさい(昨日の個人感想です。報道も入っていたのでいたしかたないのでしょうか? 撮影の是非ではなく、単に演奏中の騒音として)。”
今回も演奏はすばらしいものでしたが、 ある議員は、今回議場傍聴席に誰も残ってない状況を、”議場に足を運んでもらうだけでも成果”と言っていました。←でも、それなら、閉会中のコンサートでもいいのでは?! または、議場での議会報告会等でもいいのでは。 
12月議会よりインターネット放送をする補正予算も今回提案されています。ますます足を運ぶ機会は少なくなったり、コンサートだけに足を運ぶことにならないでしょうか?

私としては(もし続けるとしたら)、コンサート後も傍聴いただき、議会での論戦や、主張をしっかりみてもらう事を目的と位置付けて、一般質問か最終日にするべきと思っています。(一般質問は3日間あるため、どの日にやるのかなど、難しいでしょう)。
初日に市長の議案の提案説明を傍聴者が聞いても、議会での審議過程は見えませんので。

今回は演奏者を募集していましたが、事務局サイドが複数の応募受付の際に、応募者の選定の基準もはっきりしていなかったため、基準を設けてほしいとの声等も上がっていました。

コンサートについては、これまでのことを踏まえて一度検証も必要なのではないでしょうか。
私は、議会運営委員でもありませんし、今度全員協議会などでこの議場コンサートの件が議論されることがあれば、上記のポイントで発言したいと思います。